PGAツアーで勝利したパターとボール in 2008の情報を使って、パターとボールのそれぞれで勝利数と勝率の統計を取ってみました。
ブランド別2008PGAツアー勝利数&勝率:ボール
まずタイトリストのボールを使用するプロの優勝で全優勝プロの60%を締めることに驚きです。その中でも4ピースのPro V1xは44%の優勝プロが利用するという圧倒的利用数。勝ちたいならPro V1xを使えとでも言わんばかりの数字です。
次はタイガー・ウッズを始めとするNIKE契約プロの多くが使うONE Platinum。ナイキゴルフのボール開発総責任者であるロック石井さんの開発したボールです。3番目はまたタイトリストの3ピースボールPro V1が入ります。この3種類のボールでPGAにおいて82%の勝率を誇ります。
ブランド別2008PGAツアー勝利数&勝率:パター
ブランド | 勝利数 | 勝率 |
---|---|---|
Scotty Cameron | 23 | 48% |
Odyssey | 11 | 23% |
Never Compromise | 5 | 10% |
Ping | 4 | 8% |
TaylorMade | 2 | 4% |
Mizuno | 1 | 2% |
Rife | 1 | 2% |
SeeMore | 1 | 2% |
パターではスコッティキャメロンが48%とほぼ半数の試合で優勝パターとして名を馳せています。Odysseyの23%も立派です。Pingはもっと勝っている印象を持っていましたが8%に留まっていますね。
そしてもう1つ、気になったので調べてみたのがこちら。
パッティング分野におけるタイトリストの勝率
(パターとボールをどちらか一方、もしくは両方でタイトリストを利用するプロ)
優勝試合数:40試合 勝率:83.3%
タイトリスト、パター周りで圧勝です。Putt is Moneyと言いますが、Titlist is Moneyなのかもしれません。
V1xは、プロレベルのヘッドスピードというか、インパクトに最適化してる故の結果ともいえるのではないでしょうか?
NikeのONEは、素人で少ししっかり振れるレベルだと、非常に硬い玉って印象ですが、プロレベルだと手ごたえありってことになるんだろうな。
私の経験した範囲ですが、XXIOとツアーステージV10は、素人しっかり振れるレベルでは、自分の予期する以上に飛ぶなあという印象です。
ゴルフの面白いのは、球が選べるって所と、飛べばいいってことでもないってところかなと思います。
ゴルフボールってたくさん種類もありますし、性能も異なるのでしょうが、明確な性能値ってよく分からないんですよね。
確かにプロに最適化された仕様があって、それがProV1xといのは分かる気がします。そんな調査資料とか見てみたいですね…。