今更ながらバランスディスクに手を出しました。バランスディスクを2つ足下に置いて、その上に立ってスイングを行う練習です。スイング中の重心の動きが悪いとバランスディスクから落ちてしまいますが、スイング中のどのタイミングでバランスが崩れる、つまり重心の位置が前後左右のどこにブレているのかを可視化することができ、それを改善することで安定したスイングを目指す練習です。
バランスディスクを使ったスイング練習って?という方には、こちらの解説と動画が分かりやすいです。
片山晋呉のゴルフレッスン「しんごる」: Vol.60 バランスディスクでうまくなる
解説では片山がバランスディスクの上にスタッと立って、柔らかいスイングと共に、「これ、バランス練習になるよ!」と解説してくれています。さすがは片山、安定したスタンスで見事なバランス感覚なのですが、アマチュアの我々はそんなに簡単にはできません。
と言うわけで、バランス感覚の成長具合によって段階的に活用できるバランスディスクの6つの練習方法を考えてみます。
1.バランスディスクの上に真っ直ぐに立って10秒静止する
まずは乗るだけです。誰でも乗るだけなら簡単にできます。ただ10秒間、前後左右に重心を崩さずに静止するのはなかなか難しい。ただ立っているだけなのに…。最初はバランスディスクの上に安定して立てるようになりましょう。
2.左右のバランスディスクに交互に重心を乗せる
次は真っ直ぐに立った状態から、右、左、右、左、と左右に重心を乗せてみます。リズム良く交互に重心を移動すると、真っ直ぐに立つよりも簡単に安定してくると思います。左右に安定して重心を移動できるようになったら次にいきます。
3.バランスディスクの上でスタンスを取る
ついにスタンスを取ります。真っ直ぐに立った状態に比べて腰を据えてアドレスを取った状態は、実は真っ直ぐに立つより簡単です。それにも関わらずバランスディスクの上でスタンスを取れない方は、そもそもアドレスの型がおかしいわけですね。腰を落として両膝を少し曲げてバランスの取りやすい角度を探し、安定したアドレスを図ります。
4.ハーフスイングをする
まずはハーフスイングでバランスを取れるように練習します。ハーフトップで右脚重心、フィニッシュで左脚重心になるように、また前後にぶれてバランスディスクから落ちないように安定した動きを目指します。ここでもリズム良く右、左、右、左と動かしてください。
5.フィニッシュで10秒静止する
フィニッシュの形を安定させるとスイング自体も安定します。スイング毎にフィニッシュの形が異なる人は、毎回異なるスイングプレーンだということです。フィニッシュの形が安定するように練習をします。
6.フルスイング!
最後にはフルスイングしてもバランスを崩さないように練習します。やはりフィニッシュで10秒静止するようにしましょう。
まだバランスディスクを持っていない方はこちらから。私が購入した時点では2個で3480円(税込、送料込)と、楽天で最も安かったです。
スイングを安定させたい方はバランスディスクを活用してみましょう。