男子ゴルフ米国ツアー第19戦、ヴァレロ・テキサス・オープン(Valero Texas Open)を制して本大会連覇、そして今季2勝目を飾ったザック・ジョンソン。最終日はトップでスタートしたもののボギーとバーディをくり返し、-8でまわったJames Driscollに追いつかれましたがプレーオフで勝利。さすがはマスターズチャンプ、精神力の勝利でしょうか。
ザック・ジョンソンは飛距離よりも方向性重視、コントロール重視のプレースタイルとして有名ですが、実際にスイングを見ると男性にしてはフォローからフィニッシュに掛けて見事なボディーターンスイングをしています。
まずはこちらのアイアンスイングから。
Zach Johnson 2007 Verizon Heritage
アドレス時の左手の動きに注目してください。アドレス時点からテイクバック、トップ、バックスイング、ダウンスイング、インパクト、までは真っ直ぐ。そしてフォローからフィニッシュに至るところですら左腕は軽く曲がる程度。
次はドライバースイング。
Zach Johnson driving at 2007 AT&T Classic
こちらの動画も左腕の特徴的な動きがよく分かります。そして見事なワンプレーンのスイングです。
最後はレッスン風景。
Mike Bender & Zach Johnson
マイク・ベンダーはGolf Magazineが選出したベスト100インストラクターの一人。ザック・ジョンソンのコーチです。動画ではワンスイングプレーンをでかい板を使って練習しています。これのパッティング版の練習器具である「トゥループレーン」は私も使っていますが、安定したパッティングプレーンを体で覚えるにはとても役に立っています。スイング版のトゥループレーンもあれば欲しいとは思っていましたが場所を取るので発売されないだろうなぁと思っていましたが、、、こうやって自作?されて活用するのは流石です。
ザック・ジョンソンもこれで2009年5月18日現在で賞金ランキング3位、FedEx Cup Point 1位。今年も注目すべき1人ですね。