世間では16連休という大型連休を楽しんでいる人もいるようですが、個人的はゴールデンウィークも終盤。ETC割1000円効果で高速道路が過去最高の混み具合を見せる中、都内はそれほどでも無いので外出は近場ばかり行っていましたが、まだ行った事のない場所をということで東京ディズニーリゾートのシルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京で、Cirque du Soleil ZEDに行く事にしました。
シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京は東京ディズニーリゾートの一角、イクスピアリ、アンバサダーホテルの並びに建てられたシルク・ドゥ・ソレイユ専用の常設劇場。2008年10月に公演を開始して早7ヶ月。シルク・ドゥ・ソレイユ ZEDのホームページから空席状況を確認すると、ゴールデンウィークに関わらず多少空席もある模様。確かにゴールデンウィークは混むとは言えランドかシーに行きたくなるのかもしれない。早速予約して行く事にしました。
問題は専用駐車場は無く、イクスピアリの駐車場に停める事。近くを通るとさっそくイクスピアリ駐車場入り口に待ち行列が発生していたので、イクスピアリからは少し離れるP5駐車場に停めることに。こちらはかなり空いていました。実はP5駐車場、シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京からは至近で帰る時は便利。開演までまだまだ時間もあるので久しぶりにイクスピアリの中を散策してきました。
ゴールデンウィーク中だけに劇混みを覚悟していたけども、ほどほどの混み具合。雨も手伝っていたのかもしれない。ディズニーストアでDVDを見ていたらディズニーとは関係ない秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE~総統は二度死ぬを発見して購入。2作品目の黒烏龍茶は観たけども1作品目は観てなかったので。
そんなこんなで時間を潰していたら開場時間。行ってきました。外は雨が降ってるので、中からロゴマークのような絵の写真を撮る。
シルク・ドゥ・ソレイユ ZEDに対して予備知識は全かったけれども、勝手ながらマッスルミュージカルのように筋肉美から繰り出す力業、技術、血湧き肉躍るダンスを想像していた。実際に公演を観て、やはりそういう部分が多分にあるものの、なんというか、パフォーマンスが美しく、より浸れる感じを覚えた。そう、雰囲気の作り方がディズニーなんだろうな。まず施設内に入り席に座って開演を待っていると変なピエロが座席間の通路上に登場して、席を探す観客をからかったり、笑わせたりして場の雰囲気を整える。そして色々と遊んで観客の視線と関心を集めたピエロたちはやっと舞台の上に立ち、とあるパフォーマンスを見せることで、これから始まることは別世界でのパフォーマンスなんだ、という印象を観客に与える事から始まる。
そこで繰り広げられる非日常的なパフォーマンス。人間の体と道具だけを使い、驚きと感動を与えてくれる。正直筋肉美や技の多様さに関心のある人はマッスルミュージカルの方が面白いと思う。子供もあちらの方が楽しいと思う。だけどこちらにはディズニーらしいパフォーマンスの一連で一貫した美しさがある。そんな世界に浸ってみたい人はぜひ一度行ってみると良いと思う。
Cirque du Soleil Tokyo – ZED – October 1, 2008