六本木ヒルズとかで映画を鑑賞する際に、上映前に映画鑑賞の注意をシュールな笑いと共にしてくれる鷹の爪団。そんな鷹の爪の映画、秘密結社鷹の爪 THE MOVIE II 私を愛した黒烏龍茶を観てきました。
秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~
今回何が良かったかって、やはり鷹の爪を観るために人が集まっている事。笑いのツボが近い人が集まる。だから上映前の鷹の爪団の部分だって、いつもでは笑いもおきず流されてしまうところなのに、今回は適宜笑いが巻き起こる(笑)さらに「たーかーのーつーめー」をやる老若男女多数。これは上映前から一体感が^^;
ニューヨーク国際インディペンデント映画祭のアニメーション部門で最優秀作品賞、国際アニメーション最優秀監督賞と2部門を獲得した笑いの勢いはそのまま。さらに今回は上映画面右側に予算バーを常に配置。時間の経過につれ予算バーが減少していくし、また手の込んだシーンには大きく減る。そのままだとあっという間に予算が無くなってしまうのだが、作品内にスポンサー名やプロダクトが登場する度に予算バーが上昇(笑)しかも吉田くんがスポンサー名を連呼してくれたりして、今回鷹の爪を観に来た人は漏れなくスポンサーを認知して帰るというオマケ付き。プロダクトプレイスメントを存分に笑いと共に活かしています。
鷹の爪を始めとする作品を生み出すflogmanは、Flashでの制作、そして監督・脚本・キャラクターデザイン・録音・編集・声の出演などを1人で行う天才。B級アニメを地でいく展開が好きな人にはお勧めな映画です。