古閑美保の貫禄勝ち

LPGAツアー第8戦、クリスタルガイザーレディスゴールデンスペシャルは、若い二人(笠りつ子20歳、若林舞衣子19歳)に競り勝った古閑美保の逆転勝利。最終組で初優勝を狙う二人に対して、古閑美保の貫禄が勝利への道標となったとでも言いたくなるような男前プレーによる、今期初勝利だった。

流れが変わったのは16番ホール。笠りつ子と若林舞衣子が10アンダーで首位、それに対して古閑美保が8アンダーと3位タイだった。ここで笠りつ子のティーショットは大きく曲がりグリーン下に零れ落ち、笠はアンプレーヤブルを選択。このホールをダブルボギーとした。そこで若林舞衣子が単独首位に立つ。初優勝のプレッシャーを一人で背負うことになった彼女の精神状況を古閑は見逃さなかったと言うことか。17番、18番と連続バーディとして最終ホールで若林に追いつく。結果はプレーオフ3ホール目にして、若林がボギー、古閑がパーで決着。古閑美保の今期初勝利となった。

今回見ていて常に感じたのが、古閑美保の男前っぷりだ。若い二人の積極的なプレーに対して虎視眈々と落ち着いたプレーを見せ付け、ここぞと言う勝負所で必ず決める。結構パットも外していたようで、「今日は運が良かったけど、やっぱりショートパットをあれだけ外すようだと、今後優勝争いしたときに勝てない。今後の課題です」と優勝後のコメントを残している。ただし、「今日はショットが今まででベストと言えるくらい良かったのに、短いパットが入らなくて。でも17、18番と勝負所でパットが決まってくれました」とも述べているように、勝負所を逃さない強さはさすが。また17番、18番で見せたガッツポーズもかなり強そうだった(笑)

これで古閑美保は今日時点の賞金ランキングで1位に浮上。今期の安定ぶりも素晴らしい。今年はゴルフも、またプライベートでも女王を視野に入れているだろう。楽しみだ。

それともう1つ。最近のプーマのゴルフシューズのデザインは群を抜いている。ゴテゴテした昔のNIKEのようになってしまったアディダスに対して、プーマはスマートでかつシャープな印象を受ける。古閑美保もプーマだし、自分も変えてみようかな…。

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