上田桃子がハワイ州タートルベイリゾートGCで行われている米国女子ツアー開幕戦のSBSオープンで見事5位。しかも一時はアニカに並ぶ首位タイにまで上り詰めた。デビュー戦でこれだけの戦果を残した上田桃子のプレーは、そのまま今シーズンへの期待に繋がる素晴らしいプレーだ。またアニカソレンスタムも1年5ヶ月ぶりの勝利。昨年は背中の怪我に悩まされ、トーナメント出場はわずかに13試合と寂しい内容だったが、今年はまた楽しませてくれるに違いない。
そして長いトンネルの続くのは宮里藍。自身のブログで「あっという間。」と言うとおり、予選落ちという状況。
私には、勝ちたい気持ちは山ほどあるのに、それ以前に
ショットを克服する事で精一杯で、結果がついてくるまで
ひたすら我慢していくしかありません。辛い事ですが、ぐっとこらえたい。
自分を信じてやるしかない。
あっという間。
宮里藍には本当に辛い状況が続く。アメリカを主戦場としてシーズンを過ごす中、昨年は上田桃子に先にLPGAツアーでの優勝を持っていかれ、さらに今回の状況は辛い。想像そればするほど重いプレッシャーが圧し掛かってきてしまいそう。今年のテーマである「焦らず、じっくり、確実に。」はまさに彼女の状況を映し出している言葉だ。スイングどおりの静のゴルフ。
それに対して上田桃子はルーキーイヤーの勢いをかって、上下の激しいゴルフを展開する。今年も動のゴルフだ。今回は暫く勝てなかったアニカに競り負けた。昨年も競り負けた試合は多々ありつつも勝利数を積み重ねてきたが、LPGAではどうなるか。願わくば早く1勝を得て、ここでも勝てるという気持ちを持つ状態になってくれれば、昨年の日本での怒涛の勢いで活躍…なんて状態になるといいな。
そして、異なるプレースタイルの2人がLPGAでも大活躍する年になるのがなんだかんだの願いです。
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