全米女子プロゴルフ協会の公式戦でもあるミズノ・クラシック最終日に上田桃子が魅せた！7番ホールのパー5で日本女子トーナメント史上8人目となるアルバトロスを達成して見事今季4勝目！優勝賞金210,000ドルを加算して賞金総額を142,870,832円として賞金女王を確実にし、さらに来年度の全米LPGAツアーの出場権を得た！
最終日の上田桃子は決して万全なショットばかりでは無かったが、崩れない精神面の強さと、マリア・ヨース（スウェーデン）との競り合いに勝つ勝負強さを見せ付けた。前日のプレー終了後にはこんなコメントを残していた。
あと6つは伸ばさないと。海外の選手は慣れるのも早いですし、そういう意味では6つは必要でしょう。昨年とは気持ちも自信も全然違いま すし、昨年は当たって砕けろ、みたいなところもありましたが、今年は考えながらプレーできています。いろいろなパターンを想定してやっていきたいですね。
そして最終日のプレー。1アルバトロス、4バーディ、1ボギーの-6。有言実行を成し遂げての勝利。日米両ツアーを兼ねているこの大会で、日本選手が勝ったのは1998年の小林浩美以来。過去2001年から2005年までアニカ・ソレンスタムが5連覇していた本大会。強くなった…。
本当に嬉しいです。悔しくて泣いてたこともたくさんあったけど、我慢すればいいことがあるんだなぁと思いました。昨年の悔しい思いが、こんなふうにな るとは思いませんでした」と上田は嬉しそうに話した。「今日は本当に落ち着いてプレーが出来ました。自分のペースを貫きました。しっかり気持ちを決めてか らショット・パットに入っていけました。
アメリカは目標としている場所だし、そのフィールドに立ちたい。そのためには賞金女王を獲りたいですね。あと、技術も英語もまだまだなのでもっと勉強し なくては・・・。
今日の優勝はギャラリーの皆様の応援のおかげで勝つことができました。ありがとうございました。来週からもまたいいゴルフを魅せられるように頑張ります。
上田桃子 優勝！
流した涙の分強くなる姿、見せて頂きました。おめでとう！
ちなみにこの大会、真円真珠発明100周年実行委員会から出場選手全員に真珠の耳飾りがプレゼントされたらしい。上田桃子も「パールクイーンが似合う女性になりたいです」と大会前日に語ったそうで、こちらも見事成し遂げていたわけですね。