偉大な生涯を終えた二枚貝

400年以上行き続けた二枚貝が発見された。ギネスブックに登録されている最長寿の二枚貝は220年という事で、大幅に記録を更新。ただ研究のために貝と肉をはがした事で長い生涯を終えたらしい。

　大西洋のアイスランド沖海底から引き揚げられた二枚貝が４００年あまりも生きていたことが明らかになった。これまで知られている動物の中で最も長生きとみられる。英バンゴー大学が２８日、ウェブサイトで明らかにした。

この貝は大きさが約８．６センチ。昨年、同大学の研究チームが採集した中にあった。貝殻は、温かくエサのプランクトンが豊富な夏場に成長するため木の年 輪のように１年ごとに層ができる。それを顕微鏡で数えたところ、年齢は４０５年から４１０年の間で、これまで最長とされていた二枚貝よりさらに約３０年長 いという。

研究チームは「この貝が若いころ、英国ではシェークスピアが『マクベス』や『ハムレット』を書いていたのだ」と、長寿ぶりをたたえた。採集時は生きていたが、年齢を調べる時に肉をはがしたため、偉大な生涯を終えたという。

研究者の一人は「何もしない静かで安全な暮らしだったから長生きできたのだろう」とコメントしている。
４０５年生きた二枚貝発見される　最長寿の生き物

研究は時として将来の価値のため、研究対象の生涯に終止符を打つ事が出来るのだろうけど、何もギネス級の貝の命を絶つ事も無いだろうに…。いやだからこそと言うものなのか。しかし「何もしない静かで安全な暮らしだったから長生きできたのだろう」というバンゴー大学の研究者の言葉。これ本当にこんな事を言ったのだろうか。皮肉にしかならないような…。

A clam dredged up off the coast of Iceland is thought to have been the longest-lived animal discovered.
Ming the clam is ‘oldest animal’

A clam dredged from Icelandic waters had lived for 400 years – is this the longest-lived animal known to science?
400 year old Clam Found.

どっちもそんな事言ってないよな。