前回の記事ではWordPressを利用する環境を整えるところまでを記載した。今回はさくらインターネットのレンタルサーバ上でWordPressを利用できるようになるところまでを説明します。
WordPressをダウンロードする
WordPressはWordPress Japanのサイトからダウンロードできる。ここでダウンロード出来るWordPressはMEと呼ばれる日本語版。WordPress Japanの方々により日本語対応などローカライズされたバージョンになる。それに対して本家と呼ばれ、WordPressからダウンロードできるものがある。本家のWordPressも日本語対応されている為、実はここ日本では2つのWordPressが存在しているような状態らしい。自分にはよく分かりませんが。実際にこの2つのWordPressを比較してくれているサイトがあったので参考にしてみる。
- insomniaque » WPとWP ME
- WordPress使用1ヶ月の感想(MovableTypeとの比較) | Tech de Go
- p15.jp » WordPress 本家版 VS WordPressME
予め書いておくが、MovableTypeに比べてWordPressは日本語で説明しているサイトが少なく、デザインテーマやプラグインの殆どが英語版になる。ここ数日使っただけだけど、「仕方ない英語読むか、、、」と思うこと度々。と言っても所詮デザインテーマなりプラグインなのでプログラムなど込み入った文章を読む必要性は少ないので、毛嫌いしている人でなければ大丈夫だと思う。
本家版とME版を比べて、どうやらどちらでも特に変わりなく機能の利用は出来るようなので、スタートアップで取っ付き易いME版を選択する事にした。
FTPソフトをダウンロードする
ダウンロードしたWordPressをレンタルサーバにアップロードするにはFTPのソフトが必要。今使っているパソコンにFTPのソフトが入っていなかったので、FFFTPをダウンロードして使うことにした。
早速ダウンロードしたexeファイルを実行してインストール。ソフトを立ち上げてみる。新規ホストをクリックしてレンタルサーバの設定を入力。ホストの初期フォルダにはwwwと設定しておきましょう。基本タブ以外の項目は特に修正しなくても動きます。
WordPressをアップロード
それではダウンロードしたWordPressのファイルを解凍して、フォルダへと展開。そのフォルダごとレンタルサーバにアップロードします。ここはのんびり待ちましょう。
WordPressをインストール
WordPressをアップロードしたURLをブラウザで開いて、以下のようなメッセージが出てきたら取り合えず安心。
サーバー上に wp-config.php が存在しません。
WordPress のインストールにはこの設定ファイルが必要です。
こちらのウィザードを利用してサーバー上で wp-config.php を作成することができます。
ただし、この方法はすべての環境での動作を保障することができませんのでご了承下さい。ウィザードを利用できない場合は、こちらのページと同梱されている wp-config-sample.php を参考に、テキストエディタでファイルを作成し、サーバーに転送してからブラウザで wp-admin/install.php にアクセスしてインストールを実行します。
このウィザードを続けていくとすぐに設定も完了します。2枚ほど画面を進めるとデータベース登録の画面が出てきます。まずさくらインターネットにログインして、コントロールパネルを開きます。画面左メニューのアプリケーション設定からデータベース設定をクリック。データベース ユーザ名、データベース名、そしてデータベース サーバのホスト名が記載されています。ここではパスワードを設定しましょう。そして設定したパスワードを始め、ユーザ名などをWordPressに入力して下さい。テーブル接頭語はそのままでOKです。
後はブログ名や管理者のメールアドレスを入力すると、自分のWordPressにログインする為のIDとPasswordが発行され、これでインストールは終了です。かなりラクです。
と言う事で、もうWordPressを利用する環境が整ってしまいました。後はお好きな進め方でブログを書いていくわけですが、始めた直後に行っておくと便利な事も多いので、次回そこまで書いておこうと思います。