Yahoo!みんなの政治で「政治ポジションテスト」というものが行われていたので試してみた。政治や自治体運営に関する質問をアンケート形式で答え、自分では普段意識していない考え方が、全体の中でどの位置にあるかをマトリクスで表示するものです。
テスト結果は縦軸に政治的価値観、横軸に経済的価値観をおいたマトリクスの中で、自分の考え方がどの位置に示されるのかを表してくれる。
マトリクスは以下の価値観で定義されています。
政治的価値観
政治的価値観は積極的な社会変化や個人の尊重を促す「リベラル」と、伝統や秩序を大切にする「保守」に分類されます。
リベラル
個人の自由や権利を尊重し、社会や体制の変化を促進していこうとする立場。
保守
共同体の伝統・秩序・習慣を重視し、社会や体制を維持していこうとする立場。
経済的価値観
経済的価値観は、市場信頼すべきだという「小さな政府」と政府規制での主導だという「大きな政府」に分類されています。
小さな政府 (市場信頼)
規制緩和を推進し、政府が市民生活に与える影響を抑えようという立場。公共事業や福祉の削減による効率的な行政運営を重視する傾向がある。
大きな政府 (政府規制)
規制を強化し、政府が市民生活に積極的に秩序を与えようという立場。政府に権限を集中させ、公共事業や福祉の充実を重視する傾向がある。
自分の結果はこちら。「リベラルかつ小さな政府を目指すタイプ」だそうで、自分の想像通りの結果がでました。結果のマトリクスには、このアンケートを行った人たちがどの辺に位置したのかをバブルで示しているので、自分の考え方が多数派なのか少数派なのかが分かる。特に最初に入力する自分の属性(年齢、職業、支持政党など)でバブルを表示できるので、自分に似た人や、異なる人であればどういう方向性なのか見てみると面白い。お試しあれ。
最後に、このアンケートは新日本パブリック・アフェアーズというところがヤフーと共同で行っているものだそうです。
新日本パブリック・アフェアーズでは、「みんなの意見」は案外正しいを基本コンセプトとして、みんなの意見を集約・活用した「政策コミュニケーション」の活性化支援、つまり具体的な政策問題の解決に向け、「集団の知恵」を活かすしくみを運用・実践していくための支援を行っています。新日本パブリック・アフェアーズが「政治ポジションテスト」を企画したわけ
みんなの意見は案外正しいって本、あったな。この考え方については賛否あるし使い方次第だと思うが、マスメディアの意見が主となりやすい政治に限って言えば、正しい結果を見せてくれそうだと感じる。
- 作者: ジェームズ・スロウィッキー, 小高尚子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: 単行本
やってみました(^_^)
やはり、「小さい政府・リベラル派」でした。
(4.3)でもっと右側でしたけど(^_^;)
これ職種(職業?)別の集計がありましたけど、もし「コンサルタント」という集計があれば見てみたいものです。ほとんど右上に集まるような気がするのはどらんだけでしょうか?
自分で考えて自分で動く派の人は、大体そちらのカテゴリに行きそうですね。